聖書

予言された諸国の興亡
ヤペテ系民族、ツロ、バビロン、終末の列強国。


 聖書の中には、かつて世界を支配した様々な国々の興亡に関する予言も、記されています。
 栄華を誇った古代バビロンの廃墟化、ペルシャ帝国、ギリシャ帝国、ローマ帝国の興隆や没落、欧米諸国の繁栄なども、聖書の中に予言されていました。
 そこで、国々の興亡に関する聖書の予言の代表的なものを、いくつか見てみましょう。


ヤペテ系民族の繁栄に関する予言

 まず、世界史の中で、いわゆる「白人」が繁栄を誇ってきたことに関する、聖書の予言を見てみましょう。
 聖書によると、ノアの大洪水のあと、ノアは次のように語りました。
 「神がヤペテを、大いならしめられるように(創世九・二七)
 これは、"祈り"というよりは"予言"の言葉で、ヤペテ系民族の繁栄に関して言われたものです。
 「ヤペテ」とは、ノアの息子の一人で、いわゆる「白人」の先祖となった人物です。
 ノアにはセム、ハム、ヤペテの三人の息子がいました。聖書によれば世界のすべての民族は、これら三人の息子を先祖として出てきたのです。聖書はヤペテについて、
 「ヤペテの子孫は、ゴメル、マゴグ、マダイ、ヤワン、トバル、メセク、テラス(創世一〇・二)
 であったと述べています。
 彼らのうち「ゴメル」「マゴグ」「トバル」「メセク」は、旧約聖書・エゼキエル書によれば、イスラエルより北方の地域に移り住んだ民族となりました(エゼ三八・一、六、三九・一〜二)
 また歴史学者によれば、「マダイ」はメデア人(メディア人) 、つまりアーリア人のことです。彼らはのちにメデア帝国や、ペルシャ帝国を建てました。
 「ヤワン」はイオニヤ、つまりギリシャをさします。「テラス」は、おそらくテルセネ人で、エーゲ海付近に移り住んだ民族です。
 このようにヤペテの子孫は、現在のヨーロッパや、ロシア方面に移り住みました。いわゆる「白人」は、ヤペテ系民族であると言えます。
 白人種は、文明の点で、いつの時代にもその力を誇ってきました。たとえば紀元前の時代には、メデア・ペルシャ帝国(メド・ペルシャ帝国)、ギリシャ帝国、ローマ帝国などとして。
 中世においてはフランク王国、神聖ローマ帝国、近世においては大英帝国、現代においてはアメリカ、ソ連、欧州諸国などです。
 このように聖書は、ヤペテ系民族が、文明の点で世界に多大な影響力を持つようになることを、すでに何千年も前に知っていたのです。


バビロン帝国の滅亡に関する予言

 つぎに、古代世界に栄華を誇ったバビロン帝国の没落に関する、聖書の予言を見てみましょう。
 「バビロン帝国」(BC六〇六〜五三六年)は、一般の歴史書では「新バビロニア帝国」とも呼ばれています。この国は、もとはオリエント世界(チグリス・ユーフラテス河流域)の征服者「アッスリヤ帝国」の支配下にありました。
 しかしバビロン帝国は、しだいに領土を拡大、ついにアッスリヤ帝国を滅ぼして、巨大な帝国を築きました。こうしてそれまでアッスリヤ帝国だった領地が、北方の一部を除き、すべてバビロン帝国に属することになりました(北方の一部は、メデア帝国が支配していました)
 バビロン帝国は、チグリス・ユーフラテス河流域をはじめ、パレスチナ、エジプト地域にかけての広い地域に君臨しました――もっとも、その君臨期間は一世紀にも及びませんでしたが。
 BC七〇〇年頃に活動したと言われる預言者イザヤは、バビロン帝国の滅亡に関して、次のように予言しました。
 「わたし(神) は・・・・・・メデアびとを起して、彼ら(バビロン帝国)に向かわせる。・・・・・・国々の誉れであり、カルデアびとの誇りである麗しいバビロンは、神に滅ぼされたソドム、ゴモラのようになる
 ここには・・・・・・世々にいたるまで住みつく者がなく、アラビヤびともそこに天幕を張らず、羊飼いもそこに群れを伏させることがない。ただ、野の獣がそこに伏し・・・・・・」(イザ一三・一、一七〜二二)
 この予言は、おもに二つのことを述べています。一つは、バビロン帝国を滅ぼすのは「メデア人」であること。もう一つは、バビロンの都は"永遠の廃墟"となって、住みつく者がいなくなることです。
 一つ目の「メデア人」によって滅ぼされることは、BC五三六年に成就しました。
 メデア人ははじめ、バビロン帝国に対して友好的な関係を保っていました。しかしやがて兄弟民族であるペルシャ人と結託して、バビロン帝国を打ち倒したのです。
 メデア人は、オリエント世界に騎兵戦術を導入した最初の民族です。当初は、メデア人の方がペルシャ人よりも強大な民族でしたが、やがてペルシャの方が強大になり、ペルシャはメデアを吸収して、二重国家「メデア・ペルシャ帝国」(または単にペルシャ帝国)を形成しました。
 彼らはバビロン帝国を滅ぼし、オリエント世界に君臨したのです。こうしてバビロンは、メデア・ペルシャに取って代わられました。
 二つ目の、バビロンの都が"永遠の廃墟"となることは、次のように成就しました。
 バビロンの都は、メデア・ペルシャ帝国によって滅ぼされて以来、ずっと再建されることがなく、BC一世紀頃にはすでに大部分が廃墟化していました。その後も荒れ果てるままに放置され、現在そこは、まさに誰も住まない廃墟です。文字通りバビロンの都は、
 「世々にいたるまで住みつく者がない」
 所となったのです。どこにでも「天幕」を張るあのアラビヤ人でさえ、決してそこに天幕を張ろうとはしません。その地は、ジャッカルや、「野の獣が伏す」場所となっています。
 このようにバビロンの都は、BC六世紀に破壊されて以来、今日まで、聖書の予言通りずっと"廃墟"なのです。
 じつは「バビロン帝国」は、今日のイラクです。イラクのフセイン大統領は、数年前、バビロンの都を再建する計画を発表し、その工事に着工しました。
 これは、聖書の予言に対する"挑戦"といえるでしょう。では、このバビロン再建計画は、はたして成功するでしょうか。
 バビロンの栄華を再建するには、大変な労力が必要です。聖書の予言が真実であるなら、バビロン再建計画は、その完成を待たずに、かならず途中で挫折するに違いありません。聖書によればバビロンの都は、
 「世々にいたるまで住みつく者がない」
 所でなければならないのです。


バビロン帝国の跡は今も廃虚である。



ツロの没落に関する予言

 「ツロ」の没落に関する聖書の予言の成就も、じつに興味深いものです。
 「ツロ」とは、古代の海洋民族フェニキア人の重要な港です。それはパレスチナの海岸沿いに位置する、大きな都市国家でした。
 ツロの町は、商業にひいで、地中海周辺の貿易を支配していました。強大な海軍力も持ち、BC一二〜六世紀には、アフリカの北西海岸や、スペイン、イギリス方面に、植民地を持っていました。
 のちにローマ帝国の強敵となった有名な「カルタゴ」なども、ツロからの植民によって建てられた都市国家です。
 預言者エゼキエルは、BC五八〇年頃、ツロについてこう予言しました。
 「主なる神はこう言われる。
 ツロよ、わたしはあなたを攻め、海がその波を起こすように、多くの国民をあなたに攻めこさせる。彼らはツロの城壁をこわし、そのやぐらを倒す
 わたしはその土を払い去って、裸の岩にする。ツロは海の中にあって、網をはる場所になる。・・・・・・あなたは再び建てられることはない(エゼ二六・三〜五、一四)
 この予言の通り、ツロは「多くの国民」によって、幾度も攻撃されました。BC六六四年にはアッスリヤ帝国に、BC五七三年にはバビロン帝国に。
 またBC三三二年になると、ギリシャ帝国のアレキサンダー大王がツロに攻撃をしかけ、ついに攻め落とし、ツロの没落は決定的になりました。
 その次第はこうでした。アレキサンダー大王が攻めてきた時、ツロの人々は外敵から自分たちを守るために、すぐ近くの島に堅固な要塞を建設し、町ごとそこに移っていました。
 その島は岩地で、四方を海に囲まれていました。すべての財宝も島の要塞に移され、島はいわば"新ツロ"になっていたわけです。
 そこで大王は、そのツロを攻め落とすために、なんと、本土からその島に至るまで、海の中に道を建設したのです! 彼は本土の旧ツロの町から、岩や土砂や建物の残骸を運ばせ、海の中に投じて海を浅くし、島につなげました。
 そして島まで、長さ約八〇〇メートル、幅六〇メートルの"堤道(ていどう)"を造りあげたのです。アレキサンダー大王の軍隊は、その堤道を渡って島に攻め寄せ、ついにツロを陥落させました(この堤道は現存しており、観光地として有名です)


アレキサンダー大王は、旧ツロの町から多くの岩や土砂を
海に投げ込み、島に向かって海の中に堤道を建設した。
そこは今、観光地になっている。

 以後も幾度かツロは、他国民に占領されました。今は、過去の栄光は見る影もありません。「城壁」はすたれ、一部はなくなっているか、砂に埋もれています。
 本土の旧ツロの町は、そこから岩や土砂、建物などの残骸が堤道建設のために運び出されたために、以前と地形が変わってしまいました。まさにツロは、聖書の予言通り
 「土を払い去って、裸の岩に」
 なったのです。
 今日、ツロは人口六〇〇〇人程度の小さな漁港であり、優良な漁場を持っています。そこは予言の通り「海の中にあって、網をはる場所」となったのです。
 そこにはもはや、昔日の繁栄の面影はありません。今後も、強大な都市国家として「再び建てられることはない」でしょう。


バビロン帝国以後の世界に関する予言

 さて、バビロン帝国以後、オリエント世界には、
 メデア・ペルシャ帝国(BC五三六〜三三〇年)
 ギリシャ帝国 (BC三三〇〜一四六年)
 ローマ帝国 (BC一四六〜AD四七六年)
 が支配者として君臨しました。こうした帝国の興亡について、BC五五〇年頃、預言者ダニエルは次のように予言していました。
 「あなた(バビロン王ネブカドネザル)の後に、あなたに劣る一つの国(メデア・ペルシャ)が起こります。また第三の国(ギリシャ)が起こって、全世界を治めるようになります。
 第四の国
(ローマ)は、鉄のように強いでしょう。・・・・・・(第四の国は)分裂した国をさします。・・・・・・その国は一部は強く、一部はもろいでしょう
 (ダニ二・三九〜四二)
 つまり第一の国であるバビロン帝国の次に、第二の国として、バビロン帝国に劣る一つの国が現れる。次に第三の国が現れる。その後に「鉄のように強い」第四の国が現れる、という予言です。第二、第三の国については、名指しで次のようにも予言されました。
 「あなたの国(バビロン帝国)は分かたれて、メデアとペルシャの国に与えられる」(ダニ五・二八)
 「(メデアとペルシャを倒すのは) ギリシャの王です」(ダニ八・二一)
 ここで、名指しで言われていることを怪しむ必要はありません。「メデア」「ペルシャ」「ギリシャ」の民族名は、預言者ダニエルの活動時代(BC六世紀)にはすでに知られていたのです(創世一〇・二参照。メデア・ペルシャ人はマダイ人、ギリシャ人はヤワン人である)
 しかしそれらの民族は、当時まだ弱小でした。ダニエルは、それらの民族がやがて世界の支配者になる時代が来る、と予言したのです。
 実際バビロン帝国は、BC五三六年に、「メデア・ペルシャ帝国」(または単にペルシャ帝国)に滅ぼされました。しかしメデア・ペルシャの文化は、「(バビロンに)劣る」と言われた通り、壮麗な都を誇ったあのバビロンの文明に比べると、多少「劣る」ものでした。
 つぎにペルシャ帝国に代わり、「ギリシャ」帝国が世界を支配しました。それは、東はギリシャやエジプト、西はインド付近にまで至る広大な帝国となりました。
 ギリシャの次に世界を支配した「第四の国」とは、ローマ帝国です。ローマは聖書の予言の言っている通り「鉄のように強い国」でした。
 この国は「すべての国と異なって、全世界を併合し、踏みつけ、かつ打ち砕き」(ダニ七・二三)
 ました。ローマは、世界を征服した国々の中で、歴史上最も強力な帝国でした。
 ダニエルは、この国のもう一つの特徴を述べました。それは「分裂した国」であるのです。実際ローマは、AD三九五年に東西に分裂しました。
 ダニエルは「その国の一部は強く、一部はもろい」とも言いました。事実、東ローマ帝国はAD一四五三年まで続いたのに、西ローマ帝国はAD四七六年には滅びました。
 ダニエルはさらに、この第四の国ローマの時代に、キリストが降誕されると予言しました。
 「一つの石(キリスト)が、人手によらずに切り出され、鉄と粘土との足(第四の国ローマをさす)を打ち、これを砕き・・・・・・(やがて)大きな山となって全地に満ちる」(ダニ二・三四〜三五)
 と彼は語りました。「人手によらずに切り出された石」とは、旧約聖書独特の象徴的表現で、永遠の「岩」(申命三二・四)なる神から生まれ出たキリストを指します。これについては、あとで詳しくみましょう。
 このように預言者ダニエルは、世界を支配する様々な巨大帝国の興亡について、正確に予言したのです。


終末の時代の列強国に関する予言

 聖書の予言は、こうした過去の列強国に関するものにとどまりません。聖書は、「終末」(現在の事物の体制が終わり、キリストによる新しい世界が始まる時)が近づいた時代に世界に君臨する列強国についても、予言しています。
 そのうちの一つは、終末の時代に強大な力を持つと言われる"十か国の軍事的同盟国"に関する予言です。
 「あなた(使徒ヨハネ)が見た十本の角は、十人の王たちで、彼らはまだ国を受けてはいませんが、(独裁者)とともに、一時だけ王の権威を受けます。この者どもは心を一つにしており、自分たちの力と権威とをその獣に与えます(黙示一七・一二〜一三)
 新約聖書・ヨハネの黙示録によれば、この"十の同盟国"は、終末の時代に現れる国々であり、一人の独裁者を指導者としています。
 十の同盟国は、はたして、どこに現れるのでしょうか。ダニエル書によると、それはどうも地中海付近の国々であるようです。なぜならその十の同盟国は、もとローマ帝国だった領地から起こる、とされているからです。
 「十の角は、この国(第四の国=ローマ)から起こる十人の王である(ダニ七・二四)
 ローマ帝国は、地中海沿岸地域全体を支配した広大な帝国でした。その最大領土は、アフリカ北部、スペイン、フランス、イギリス、ドイツ、その他の西欧諸国、東欧諸国、また旧ソ連の一部、さらに中東地域にまでおよびました。
 十の同盟国は、これらの国々の中から起きるはずです。
 しかも、よく知られているように「ローマ帝国」は、東西ローマが滅びたのちも、ヨーロッパ人やロシア人の心にながく生き続けています。
 たとえば、AD八世紀から九世紀にかけてヨーロッパを支配した「フランク王国」(現在のフランス)は、歴史的に"西ローマ帝国の復興"と見られました。
 一〇世紀から一九世紀初頭にかけてヨーロッパを支配した「神聖ローマ帝国」(現在のドイツ)も、やはり"ローマ帝国の再建"の理想をかかげて、つくられた国です。
 また一八〇四年にフランスで帝位についたナポレオンは、ローマ皇帝の冠を自分自身で載冠し、「ローマ帝国の皇帝の地位についた」と称しました。
 二〇世紀に入って、ヒトラーが建設しようとした「ドイツ第三帝国」も、ゲルマン民族の帝国であった神聖ローマ帝国を再建しようとした野望です。ヒトラーは、
 「ローマ帝国は再建されねばならない」
 と語ったことがあります。彼は、かつてのローマ帝国のような世界帝国を築き上げようとしたのです。
 また一五世紀まで続いた東ローマ帝国の精神は、そののち東欧諸国や、トルコ、ソ連方面に受け継がれました。一五、一六世紀のロシアの皇帝たちは、自分たちこそカイザル(カエサル=ローマ皇帝のこと)の後継者であり、モスクワは「第三のローマ」である、と主張しました。
 このように「ローマ帝国」は、ヨーロッパ人やロシア人の心に強く生き続けてきたのです。終末の時代に強大な力を持つと言われる"十の同盟国"は、ローマ帝国の精神を受け継いだ国々の中から、起こるに違いありません。
 この十の同盟国が、実際にどこに国をさすのか――それはまだ明確ではありません。ある人はEC(ヨーロッパ共同体)だといい、それを断定して言いますが、ECは現在一二か国であって一〇か国ではありません。また、ローマ帝国の末裔は単にヨーロッパ諸国だけでなく、東ローマ帝国の末裔である旧ソ連邦の諸国などもそうです。
 ですから、十の同盟国がECだと決めつけて言うのは、良くないでしょう。それが明確になるのは、やがて彼らの中から「独裁者」が現れた時です。
 この「独裁者」は、"ヒトラー以上の悪の権化"また"アンティオコス4世・エピファネス(BC二世紀にエルサレムの神殿を凌辱した人物) の再来"と言われるでしょう。この独裁者とともに、十の同盟国は数々の悪徳を行なうようになるでしょう。
 彼らは軍事的に強力になり、やがて悪巧みを抱くようになるでしょう。そして神をも恐れず、周辺諸国を侵略し、やがては神聖な都エルサレムをも屈伏させるでしょう。
 彼らはエルサレムを支配し、そこを恥ずべき「淫乱の都」となすでしょう(黙示一一・八、一七・一六)
 このことが起こるのは、きわめて近未来のことかも知れないし、あるいはもう少し時間があるかも知れません。いずれにしても、世界はその期間内にしだいに変化していき、やがて聖書の予言しているような世界情勢に、刻々と変わっていくに違いありません。
 聖書によれば、世界はやがて悪の勢力が台頭し、混乱と破滅に向かっていかなければならないのです。しかしそれも、最終的には、悪が世界から一掃され、悪が「永遠に滅ぼされるため(詩篇九二・七)です。
 神は終末の時代に、悪の勢力が強い力を持つことを、一時的に許されるでしょう。しかしそれも結局は、悪を完全に地上から追放し、人類に真の平和・幸福・繁栄を確立するためです。
 聖書によれば、独裁者と同盟国が勢力を持ったしばらく後に、神のもとからキリストが再来されるでしょう。そして彼らと戦い、彼らを滅ぼし、人々の待ち望んだ平和を、地上に確立されるのです(黙示一七・一四)

                                            久保有政著  

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